沖縄の看護学校

沖縄の看護学校

日本列島の南に位置する沖縄県は、49の有人島と多数の無人島で構成されています。1972年に返還されて以来、人口は年々増え続け、現在は約 141万人が居住しています。2010年の調査によると、合計特殊出生率は1.87人と都道府県別では最も高く、20代以下の人口が全国平均よりも極端に 多いのも特徴です。離島の多い沖縄県では、離島医療の充実が大きな課題となっています。救急ヘリやドクターヘリを導入して本島や本土の
病院と連携した医療 サービスも展開しています。また、3~6ヶ月の短期間、離島の医療機関へ赴任する、離島応援ナースというプロジェクトもあります。
沖縄県の医療事情についてみていきましょう。

医療事情

2008年の調査によると、沖縄県には看護師が10,767人、准看護師が5,322人います。総数は 16,089人で、これは人口10万人当たりに換算すると約1,169人で、全国で24番目となっています。また、県内には病院(入院施設20人以上)が 81軒、診療所(入院施設19人以下)が841軒あります。いずれも人口10万人当たりに換算すると、全国で27位・44位となっており、医療サービスの 充実が課題となっています。
また、数年前までは沖縄県といえば長寿no.1の県として有名でしたが、2013年の厚生労働省の発表によると首位は男女とも長野県に譲り、女性は3位、 男性はなんと30位にまで転落しています。その原因として、車保有台数が上がったことによる運動不足、肥満や糖尿病患者が多いことなどが挙げられます。
それでは、沖縄県の看護師の求人状況を見てみましょう。平成24年度の看護師の有効求職数は460人、有効求人数は1,104人で、求人倍率は 240.0%となっています。同じく、准看護師の有効求職数は85人、有効求人数は125人で、求人倍率は147.1%となっています。いずれも求人倍率 は高く、沖縄県では仕事を探している人の数よりも求人のほうが多いという状況にあるのです。
沖縄県にある看護師養成施設は、3年課程が8校、2年課程が2校と、准看護学校が1校あります。5年一貫の養成課程や高等学校衛生看護科はありません。沖 縄県は看護学校の数も少なく、定員も少ないため、受験者にとっては厳しい状況です。なお、県内のにある看護大学・看護専門学校の倍率は、例年3~5倍で、 社会人入試は若干名の募集に応募者が殺到し10倍を超える年もあります。社会人入試を希望している人は、しっかりと対策を練っておきましょう。
 
参考サイト
http://xn--vcsu3i47b045b7ovynbe85c.co/